Googleオプティマイズを使ってABテストをよくしているのですが、どうも数字が合っていないような気がしていたので別の方法でもっとちゃんとABテストの分析をしたいと思って調べているとGoogleアナリティクスで分析できることが分かったので、それ以来Googleアナリティクスを使って分析をしているので、どうやって分析しているかを説明します。
っていう記事です。
Googleオプティマイズについて
Googleオプティマイズについても書こうとしましたがいい記事があったので、詳しく知りたい人はこの記事を読んでみてください。
https://wacul-ai.com/blog/site-improvement/site-improvement-tools/google-optimize/
この記事でもGoogleアナリティクスを用いた分析方法が書いてあるのですが、僕の分析方法とは少し異なります。
どうやって分析するか
Googleオプティマイズ側
分析の仕方ですが、まず「詳細」のタブを開いてGoogleアナリティクスとリンクして目標を設定します。目標を設定すると、「テストID」というものがあると思います。
このテストIDがGoogleアナリティクスに使えるのです。
Googleアナリティクス側
では、GA側の設定なのですが、まずは全体のみられるレポートに移動します。
ただ、すべてのページだと、目標を見ることができないのでランディングページか、自分で作ったカスタムレポートが望ましいです。
レポートに移り、セグメントを作ります。
ここからセグメントを追加します。
「セグメントを追加」をクリックし、左上の「新しいセグメント」をクリックします。
以下のような画面が出てくるはずです。
ここで左側のメニューで「条件」をクリックします。
ここで先ほど出てきたテストIDの登場です。
赤い部分で「テスト」と入力すると以下のような候補が出てくるので「パターンを含むテストID」を選択します。
テストID
テストIDはそのままGoogleオプティマイズに記載されているテストIDのことです。
パターン
パターンとは、ABテストのパターンのことです。
Aパターン(デフォルト)は「0」、Bパターン(改善版)は「1」です。
なので、GA上でどのように記述するかというと、「{テストID}:0」または「{テストID}:1」のように記述します。
基本的にはこのセグメントを作ることで、AパターンとBパターンの詳細の分析を行うことができるようになります。
さらに
ここからは一応対応しているだけではあるのですが、Googleオプティマイズ上でページを設定しても実際の数字が異なっている場合があります。
例えばGoogleオプティマイズ上のセッション数が100なのに対し、GA上では95、みたいな感じです。
せっかくここまで作ったのに結局数字が違うってのは嫌なのでもう一つセグメントを加えます。
ここからはABテストの内容によるものなのですが、例えばTOPページを対象にしたABテストの場合、セグメントの条件でページをTOPページに指定します。(下のキャプチャ参照)
これでより正確な分析を行うことができるようになります。
さらにさらに
今作ったセグメントをコピーするなどして、Aパターンのうち特定のGAイベントが発火したセグメントを作ることももちろんできますので、よりしっかりと分析を行いたい場合は、さらにいい分析ができると思います。
僕はいつもかなりの数のセグメントを作って見ています。